細菌・ウイルス・濁質・油除去などの分離・吸着・濾過
タキエンジニアリング株式会社

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ろ過フィルターとは

フィルターとは

  ろ過フィルターとは、液中の縣濁物質や微粒子・高分子・油・細菌・ウイルスなどを、液中より分離   除去するために使用されるろ過フィルターの膜面に多孔質の孔を有した膜になります。

  ろ過フィルターを液体処理をする現場で使用する利点は、「製品価値の向上」や「安全性の向上」    「生産効率の向上」などです。                                  ろ過フィルターの利用分野は広範囲になりますが、下記のような分野が考えられます。

  ・電子工業、半導体工業などで、各種エッチング薬剤のろ過や、純水・超純水の製造。

  ・食品工業で、液中のカビ類や細菌、濁りの除去、用水からの鉄分・濁質成分除去

  ・医療工業で、無菌水の製造、バクテリア、細菌の除去、エンドトキシンの除去

  ・化学工業で、水や溶剤中の微粒子除去、エマルジョン油の除去、塗料中の微粒子除去

  ・その他、原子力での循環水ろ過、飲用水のろ過、実験用水の製造など

フィルターを使う利点

  ろ過フィルター以外でも、液中の異物を分離する方法は様々あります。                遠心分離ろ過や蒸留ろ過、凝集ろ過などの分離方法があります。

  しかし、遠心分離ろ過は、遠心力を発生させるために動力源が必要となりエネルギーコストが大きく   なり、モーターは数万回転する場合もあり、強靭な構造でつくらなければなりません。したがっ     て、イニシャルコストが高くなります。

  蒸留ろ過は、沸点の違いにより成分を分離する方法ですが、蒸発させるためのエネルギーコスト     がかかります。

  凝集ろ過は、比較的コストパフォーマンスに優れますが、ろ過処理工程が複雑で、PH管理や濃度    管理が必要となります。

  ろ過フィルターは、専用の動力は不要で、ライン圧力のみでろ過を行うことができ、ろ過フィルター   自体も小型なものとなり、設置場所を選ばないので装置への組み込みが容易に行えます。        また、薬剤を使用するわけではありませんので、液質を変化させることが少ない濾過方法となります。

 

 

他の吸着分離実験

ろ過実験例

切削油・機械油・顔料などを使用したろ過実験例

濾過技術

水性ボンドや顔料・乳化油などを吸着するフィルター状のゼータマックス吸着フィルター

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