細菌・ウイルス・濁質・油除去などの分離・吸着・濾過
タキエンジニアリング株式会社

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コンプレッサードレン排水の乳化油や、
細菌の吸着処理について

ゼータマックス吸着ファイバーについて

ゼータマックス吸着ファイバーは、液中の細菌・ウイルス・タンパク質・コロイダル粒子・顔料・乳化油・コンプレッサードレン排水などの濁り成分や微粒子を吸着処理します。

上記の細菌・ウイルス・タンパク質・コロイダル粒子・顔料・油などの濁りの成分は、液体の中では図1のとおり粒子表面のゼータ電位がマイナスとなっています(負電荷を帯びている)。したがって、各微粒子は互いに反発しあって、凝集・沈降を起こさずに浮遊し続けます。

通常はこのような物体は、細孔を有したフィルターカートリッジで濾過処理をしますが、この場合対象物質より小さな細孔を有したフィルターカートリッジを用いなければならず、圧力抵抗の増大や、製造コストがかかるなどの問題が発生します。

また、コンプレッサードレン排水の油や、水溶性切削油のような粘性物質を濾過する場合、フィルターカートリッジの細孔に粘性物質が捕捉されると、その粘性により周囲細孔も閉塞し、効率の悪い濾過となります。

 

ゼータマックス吸着ファイバーは、通常のフィルターカートリッジのような細孔による物理濾過ではなく、物体の電位差を利用した表面吸着作用により、液中から微粒子を吸着処理します。

図1のとおりPHが中性付近の液中の物体は、粒子表面ゼータ電位がほとんどの物体でマイナスになっています。(コンプレッサードレン排水中の乳化油も同様になります)

たいして、ゼータマックス吸着ファイバーの表面ゼータ電位はプラスになっています。

液中の浮遊粒子は、ゼータマックス吸着ファイバーの層を通過する時に、あたかも磁石に吸いよせられる鉄のように引き付けられ、ゼータマックス吸着ファイバーの表面に吸着されて、液中より分離されます。

この時、ゼータマックス吸着ファイバーは数ミクロン程度の粒子間の空間になっていますが、ナノオーダーの粒子を吸着捕捉します。通常のフィルターカートリッジと比較しますと、粘性物質による膜閉塞などは起こり難いろ過方法となります。

そのため、通常では濾過処理が難しいとされている、乳化油やコンプレッサードレン排水の油、液中に漂う細菌などの微粒子や濁質成分を効率よく濾過処理することができます。

したがって、コンプレッサードレン排水の処理や、乳化油の処理、濁質の処理などに使用することができます。

ゼータマックス技術資料

吸着分離実験

ろ過実験例

切削油・機械油・顔料などを使用したろ過実験例

濾過技術

水性ボンドや顔料・乳化油などを吸着するフィルター状のゼータマックス吸着フィルター

ファイバータイプ

コンプレッサードレン排水や細菌などを吸着する粉体状のゼータマックスになります。

フィルタータイプ

コンプレッサードレン油・乳化油などを吸着するフィルター状のゼータマックス吸着フィルター

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