細菌・ウイルス・濁質・油除去などの分離・吸着・濾過
タキエンジニアリング株式会社

669-2212 兵庫県篠山市大沢1-10-26
JR宝塚線 篠山口駅から徒歩5分

お気軽にお問合せください

079-594-1709
営業時間
9:00~17:30
定休日
土曜・日曜・祝日

機械油の吸着処理

水に分散する機械油の吸着処理実験

機械油の吸着処理

図1 機械油濾過実験の部材

機械油が混入した水を、ゼータマックス吸着ファイバーで濾過処理が行えるか実験をします。

機械油とは、マシンオイルとも呼ばれており、マシンや機械、工具などの動きをよくするために使用される油となります。機械油は、潤滑性や防錆性、接触面の冷却性をあげるために、様々な合成成分を使用されています。

機械部品を加工する場合、加工工程で機械油が加工物表面へ付着します。次工程で塗装・めっきなどがある場合、この機械油(マシン油)を除去する必要があり、機械油(マシン油)の洗浄工程があります。

洗浄工程では、高圧洗浄やアルカリ洗浄装置などを使用して、加工物表面に付着している機械油(マシン油)を除去します。そして、洗浄装置内に循環している洗浄水(洗浄液)は、一定期間使用しますと機械油(マシン油)の濃度が高くなってきますので、機械油(マシン油)を含まない新液と交換します。

実験では、ゼータマックス吸着ファイバーが、水に乳化状態となった機械油(マシン油)を吸着できるかの実験を行います。

 

機械油の吸着分離処理の試験方法

純水に市販の機械油(マシン油)で粘性がVG36の機械油を混入させた液体を、機械油を含んだ試験液ととします。

ゼータマックス吸着ファイバーは、図1のようにカラムに充填させて、シリンジに機械油を含んだ試験液を吸入し、その液体を通液濾過させます。ゼータマックス吸着ファイバーに機械油が吸着されている場合は、試験液は機械油が含まれていない透明な水となります。

 

結果

試験結果は下記図2の通り、処理前の液体は純水中に機械油が分散しており、白濁している状態でしたが、空カラムに充填したゼータマックス吸着ファイバーに機械油が混入した液体を通過させた処理液は、透明色になり白濁成分であります機械油(マシン油)が吸着除去された状態です。機械油(マシン油)がゼータマックス吸着ファイバーに吸着・ろ過されたことがわかります。

図2 機械油を含む液の濾過処理
他の吸着分離実験

ろ過実験例

切削油・機械油・顔料などを使用したろ過実験例

濾過技術

水性ボンドや顔料・乳化油などを吸着するフィルター状のゼータマックス吸着フィルター

ゼータマックス吸着ファイバーの下記になります

ファイバータイプ

水性ボンド・乳化油などを吸着する粉体状のゼータマックスになります。

フィルタータイプ

水性ボンドや顔料・乳化油などを吸着するフィルター状のゼータマックス吸着フィルター

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せはこちら

079-594-1709
営業時間
9:00~17:30
定休日
土曜・日曜・祝

お問合せはこちら

お電話でのお問合せはこちら

079-594-1709

メールでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。