細菌・ウイルス・濁質・油除去などの分離・吸着・濾過
タキエンジニアリング株式会社

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分離実験

水溶性切削油の分離実験

分離処理実験

図1

水溶性の切削油の分離吸着を、ゼータマックス吸着ファイバーで行えるかの実験をします。

水溶性切削油とは、金属加工の切削や研磨などで使用される油となります。

油を分離する方法では、浮上分離やコアレッサーなどがありますが、水溶性の切削油の分離は非常に難しいとされております。

 

分離の試験方法

純水に水溶性切削油(エマルジョン油)を投入し、油分濃度が200PPMになるように調整した液体を試験液とします。

水溶性の切削油は、エーゼット社製を使用。

ゼータマックス吸着ファイバーは、図1のように透明カップに積層させて、その上部より試験液を通液させます。

 

 

結果

図2のとおり、処理前の液体は白濁し、水溶性切削油が混濁している状態であったが、処理液は白濁がなくなり、水溶性切削油がゼータマックス吸着ファイバーに分離されたことがわかります。

図2

濾過フィルターなどの情報

 水溶性切削油は、切削加工や研磨加工などの機械加工ではかならず使用される油となっていますが、工場では水溶性切削油以外にも様々なところで油は使用されています。そこでは、必ず排水処理が必要となり、様々な油分処理方法があります。

 例えば、微細繊維を用いたコアレッサー方式や、遠心力を利用した遠心分離、活性炭などの吸着力を利用した吸着方式などがあります。上記でご紹介しましたゼータマックス吸着ファイバーは、他の方式とは違い物質の電位差を使用した分離方法となりますので、今までは吸着できなかった油分(アルカリ液中の油分界面活性剤が混入している油分)も吸着することができます。

 また、ゼータマックス吸着ファイバーとは違う特殊繊維を使用した油水分離材もあります。この油水分離材は、分散状態の乳化油を油水分離することができ、コアレッサーや遠心分離濾過でも分離が困難である微細化した油粒子も油水分離することができます。

他の吸着分離実験

ろ過実験例

切削油・機械油・顔料などを使用したろ過実験例

濾過技術

水性ボンドや顔料・乳化油などを吸着するフィルター状のゼータマックス吸着フィルター

ゼータマックス吸着ファイバーのページは下記です

ファイバータイプ

水溶性切削油や顔料・細菌などを吸着する粉体状のゼータマックスになります。

フィルタータイプ

水溶性切削油や顔料・乳化油などを吸着するフィルター状のゼータマックス吸着フィルター

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